【リウマチ治療は試行錯誤】あなたにとって最適な治療方法を見つける方法

こんにちは、いなざわです。

 

専門病院でリウマチ治療を受けていると、
「本当にこの薬で大丈夫なのかな…」
「本当にこの方法で大丈夫なのかな…」
そんなことを思うことがあるかもしれません。

 

お医者さんの診断、治療の説明、薬の処方、治療の経過に対しての対応など。
それに対して疑問があったり、信頼しきれなかったりする。

 

こういう気持ちになる人は、思っている以上にたくさんいるでしょう。

 

「私はこのままで大丈夫なのだろうか?」
そんな不安を抱えたまま、治療を受け続けることはとてもつらいことです。

 

なぜそんなことになるのでしょうか。
それには理由があります。
その理由を知って、対処できれば、あなたにとって最適な治療を見つけることができるかもしれません。

 

今回は「【リウマチ治療は試行錯誤】あなたにとって最適な治療方法を見つける方法」についてお伝えします。

 

関節リウマチとは

まずは関節リウマチがどんな病気なのかを知りましょう。

 

関節に炎症を起こす原因不明の病気

リウマチとは「関節に炎症を起こして破壊してしまう女性に多い原因不明の病気」です。
関節の炎症によって痛み、発熱、腫れが見られ、やがて関節が破壊されて、関節自体がうまく機能しなくなっていきます。

 

関節炎が起きやすい部分は肘、手首、手の指の第2・第3関節、膝、足首、足の指の付け根の関節です。
女性に多く、8~9割が女性です。
30歳代から増えはじめ、40歳代が発症のピークです。

 

関節リウマチがなぜ起こるのか、はっきりした原因はわかっていません。
明らかになっていることは免疫の異常がかかわっているということです。

 

免疫とは体内に異物(抗原)が侵入したとき、これを攻撃するシステムです。
武器(抗体)を作って異物を攻撃し、体外に排出する防御システムになります。

 

このシステムがうまく作動して異物(抗原)が無くなれば、攻撃する武器(抗体)も消えます。
ところが、抗原が消えてもいつまでも消えない抗体や、本来は攻撃対象ではない自分の体に攻撃を仕掛ける抗体ができてしまうことがあります。

 

これを自己免疫疾患といいます。
関節リウマチもその疾患の1つです。

 

リウマチに限らず、自己免疫疾患は総じて女性のほうが罹る確率は高いです。
女性の方が出産に備えて高度な免疫システムを持っていること、自己免疫作用を高める女性ホルモンなどが影響していると考えられます。

 

発症早期はあまりハッキリと症状が出ないことが多い

比較的早い時期に感じる自覚症状としては微熱が続く、体がだるい、顔色が悪い、体重が減った、気分がすぐれない、汗をかきやすい、イライラする、手足がしびれるなどです。

 

これらは自律神経失調症のような症状でもあります
また発症早期は検査をしてもリウマチ反応が出ないことも多く、風邪や自律神経失調症と診断されることもあります。

 

変形した関節を抱えた状態になり生活が困難になる

時間の経過とともに、手足の小さな関節が炎症を起こしはじめます。
そして朝起きた時に関節のこわばりや痛みを感じます。

 

やがてこわばりや痛みを感じる関節が肩や肘、膝など大きな関節に広がっていっていきます。
そのまま放っておくと関節の炎症が強くなって、やがて関節は破壊されて変形を引き起こします。

 

そうなってしまうと関節が自然に元通りになることはありません。
変形した関節を抱えた状態での生活を強いられてしまうのです。

 

リウマチは早期発見・早期治療が極めて重要

発症初期が最も関節破壊が進みます
破壊された関節は二度と元に戻りません。

 

すごく当たり前の話ですが、破壊された関節が多いほど、生活での動作や姿勢は困難になります。
おそらくあなたがイメージしている何倍、何十倍も生活がしにくくなります。

 

リウマチだと診断されたら、迷っている暇はありません。
しっかりとリウマチと向き合うこと。
そして継続して治療をおこなうことが重要です。

 

リウマチは全身病

昔はリウマチは関節の病気であるという認識でした。
しかし最近ではリウマチは関節だけではなく、全身病という認識となっています。

 

リウマチは関節の慢性的な炎症によって、数多くの炎症物質が作られます。
この物質が色々な臓器や血管に攻撃をしてしまうのです。

 

骨粗鬆症、動脈硬化、アミロイドーシスなどを引き起こします。
アミロイドーシスとはアミロイドという異常なたんぱく質が様々な臓器に蓄積し、臓器の機能を悪化させる病気です。

 

他には肺や目などの病気にもなることがあります。

 

さらには作られた炎症物質によって、血管そのものにも炎症が起きます。
そのため血流が悪くなって組織障害や壊死も起こります。

 

特にリウマチ患者さんが多い訴えは、手足のしびれや浮腫み、指先が青白くなるレイノー症状などです。
レイノー症状とは発作的に手足の血流が悪くなって、皮膚の色が蒼白または紫色(チアノーゼ)になる症状です。

 

治療の目標は「寛解させて、その状態を維持していくこと」

関節リウマチは治らない病気と言われています。
だから関節リウマチでは治癒という言葉は使いません。

 

関節リウマチの症状が改善した状態を「寛解」といいます。
寛解とは病気が進行せず、症状が沈静化している状態を言います。

 

治療の目標は「寛解させて、その状態を維持していくこと」になります。

 

正面からじっくりと治療に取り組む姿勢と心構えが必要

リウマチとは一生付き合っていく必要があります。
一生付き合っていくうえでものすごく重要なことがあります。

 

それは感情が揺さぶられないということです。
人間の行動は感情によって引き起こされます。

 

リウマチ治療は継続が必要です。
だからいちいち感情に左右されて、治療をしたり、しなかったりでは絶対に改善しません。

 

だからリウマチ治療では病状に一喜一憂しないこと、そして正面からじっくりと治療に取り組む姿勢と心構えが重要になります。

 

症状自体が千差万別

リウマチが大変そうな病気というのは伝わったでしょうか?

 

さらにリウマチはとても診断が難しい病気です。
リウマチの診断は血液検査、画像検査、現在あらわれている症状など、すべての所見から総合的に判断します

 

なぜ診断が難しくなるのか、それはこんなケースがあるからです。

  • 明らかにリウマチっぽい症状は出ている。
  • しかし、血液検査ではリウマチと判断しきれるような明確な結果は出ていない。
  • 画像検査は何となく怪しい。

病院ではこのような人はわりと多くいらっしゃいます。

 

血液検査も

  • 赤血球沈降速度(赤沈)
  • CRP
  • マトリックスメタロプロテアーゼ3 ( MMP-3 )
  • リウマトイド因子(RF)
  • 抗CCP抗体

など様々な項目がありますが、リウマチがあるからと言って、すべてが陽性と出るわけでもありません。

 

しかもリウマチ発症早期は、リウマチの症状はあるけど、血液検査の結果にはあらわれないなんてことはよくあることです。

 

これはリウマチに限らずどの病気にも言えることですが、ハッキリとリウマチであると言える症状を抱えている人もいれば、リウマチとはハッキリと言い切れない症状を抱えている人もいます。

 

つまりグレーの状態の人も一定数いるわけです。
そして、リウマチだけを抱えている人もいれば、リウマチ以外の病気も一緒に抱えている人もいます。

 

何が言いたいかというと、個人差や特徴が人によってまったく違うということです。
だから一つの検査結果だけでは判断できなません。
様々な所見から総合的に判断するわけです。

 

そう考えると、その人に合った治療法や薬を見つけるのは簡単なことではありません。

 

リウマチ治療の基本は薬物療法

リウマチの治療法は全部で4つになります。

  • 薬物療法
  • 手術療法
  • リハビリテーション療法
  • 基礎療法

 

リウマチは根本改善が困難な病気のため、一生付き合っていくというスタンスが重要です
考え方としては、治療をしながら快適に生活するにはどうすればいいのかにフォーカスすることです。

 

快適な生活を妨げる問題点としては

  • 痛み
  • 関節変形や筋肉の衰えによる生活動作の質の低下
  • 合併症
  • 薬物の副作用

などが挙げられます。

 

これらの問題を解決するために4つの治療を実施していきます。

 

薬物療法

痛みを取るために消炎・鎮痛薬、病気の進行を抑えるために抗リウマチ薬を使用する。

 

手術療法

炎症の阻止と失われた関節機能を改善させる。

 

リハビリテーション療法

関節を動かして可動範囲が狭くならないようにする。筋力の衰えを防ぐ。

 

基礎療法

治療を効果的にするための生活と心の持ち方。
病気に対する正しい理解、安静と運動のバランス、保温と冷却のバランス、ストレスを感じない環境、合併症に負けない食事。

 

 

この4つの治療法で基本になるのは薬物療法になります。
薬物療法だけで良い状態まで持っていって維持できるのは約50%です。

 

昔に比べればリウマチ治療の進歩は凄まじく、薬物療法だけでも生活を快適に送れる人は増えてきています。
それでも50%の人は快適な生活を送ることができていないのも事実です。

 

リウマチの薬について

リウマチにおける薬の役割

リウマチは自己免疫疾患です。
免疫の異常で本来攻撃してはいけない部分を誤って攻撃して、関節に炎症を起こして破壊してしまうのです。

 

破壊された関節は元に戻ることはありません。
関節が破壊されると体は動かしにくくなり、生活にものすごく支障が出ます。

 

炎症を起こす病気なので痛みも伴います。
体の至るところが痛くなって、それだけでも大きなストレスになります。

 

炎症は関節だけではなく、いろいろな臓器や血管も傷めてしまいます。
そのため骨粗鬆症、動脈硬化、アミロイドーシス、肺や目の病気、血流の悪化による組織障害や壊死などが起こります。

 

そのためリウマチの薬物療法では

  • 痛みを引き起こす炎症を抑えること
  • 自己免疫を抑えること

この2つが柱になります。

 

リウマチで使う薬は

  • 炎症に対して働きかける抗炎症薬
  • 免疫に働きかける抗リウマチ薬

に分けられます。

 

薬の種類はたくさんあります。
その方の体の状態に合わせて薬を選択します。

 

効き目が強いほど副作用のリスクも高まります。
お医者さんは副作用の状況などをチェックしながら、薬剤の組み合わせや量を調整します。

 

薬の種類がたくさんあるということは、その人に合った薬を探すために試行錯誤が必要になるということです。
どんな薬でもそうですが、その人の体質などによって効きやすい薬、効きにくい薬というのは必ずあります。

 

誰にでも使える万能薬というものは存在しません。
だからしっかり経過を見ながら、判断していく必要があるのです。

 

視点を変えよう

合っている薬があるのかどうか探す作業というのはものすごく大変な作業です。
なかなか合う薬が見つからないと、リウマチ患者さんは疑心暗鬼になる可能性があります。

 

お医者さんと上手くコミュニケーションを取れる人なら、ベストの薬にたどりつける可能性はあるでしょう。
でもお医者さんとのコミュニケーションが苦手な方もいることも事実です。

 

ぶっちゃけ私も苦手です。

 

そうすると、あまり効果が無いように感じる薬を処方され続け、症状が一向に改善しない事態にもなりかねません。

 

少し話は変わりますが、我々は勝手な思い込みというのをしていることがあります。
一方向の視点でしか物事が見られない、捉えられない、そんな感じです。

 

例えば今回の場合だと、リウマチ治療は薬物療法が最も重要であるという思い込みです。

 

リウマチ治療の場合、薬物療法が基本です。
だからお医者さんは薬を処方しますし、薬のことについての話が多くなるでしょう。

 

すると患者さんは薬物療法がリウマチ治療のすべてだと思い込んでも仕方がありません。

 

そうなるとこういう悩みが出てきます。
「処方されている薬が私に合っているのか、わからなくて不安…」
「薬が効かないなら、リウマチは良くならないんじゃないか…」
という悩みです。

 

薬物療法がすべてであると捉えてしまうと、そのような思考になってもおかしくありませんよね。
つまり、薬が効かないとリウマチが改善しないと思い込んでいるわけですね。

 

でもリウマチの治療は薬物療法だけではありません。
そして、実は薬物療法以外の治療法もかなり重要です。

 

薬物療法中心という視点から、薬物療法も治療法の一部という視点を持つことが極めて重要なのです。

 

そういう考え方ができると薬物療法に依存しきらずに済みます。
薬物療法が多少上手くいかなかったとしても、不安になったり疑心暗鬼になったりしなくなります。

 

薬物療法も重要ではあります。
それ以外の治療法も組み合わせて、総合的に治療をするという視点がものすごく重要になります。

 

治療効果はすぐにはあらわれない

薬も含めて、リウマチ治療の効果はすぐに体感できないことも多いでしょう。
薬の種類によっては効果が体感できるまで1ヵ月以上要する場合もあります。

 

だからこそ薬の効果については注意深く見ていく必要があります。
その辺りはしっかりとお医者さんにお話を聞くことが重要になります。

 

お医者さんも人間なので、話の流れによっては説明を忘れてしまうかもしれません。
また説明を受けたけど、あなたの意識には強く残らなかったということもあります。

 

だからこそ、聞いておきたいことはメモとして持っていって、確実に聞くようにしましょう
そして必要であると感じたことはメモして帰りましょう。

 

最も重要なことは薬の効果ではありません。
重要なのは計画です。
あなたの治療がどのように進められているかどうか、それが重要なのです。

 

だからこそ、お医者さんにできるだけ詳しく、あなたの今の状況を伝える必要があります。
詳しい情報があるほど、お医者さんはどのような治療法を提案すればよいのかを判断しやすくなるからです。

 

お医者さんとしっかりコミュニケーションをとって、あなたにとって最適の治療法を提案してもらえる状況を作りましょう。

 

治療の基本的な考え方

治療は考え方ほものすごく大事です。
なぜなら、考え方を理解しているかどうかで、治療で本当に求めるべきものが何なのか理解できるからです。

 

多くの患者さんが求めてしまうものはその場の症状が無くなること
なぜなら症状が無くなる=治ったという解釈をするからです。

 

でも、これは本当に正しいのでしょうか?
例えば、症状は消えた、でも3日後に再発した。
これは治った状態と言えるでしょうか?

 

私は言えないと思います。
継続性がない症状の消失なんて意味がないということです。

 

極端なことを云えば、その場の症状を無くしたいなら、痛み止めを飲めばいいだけです。
重要なのは、継続的に症状が軽減した状態を作ることなんですね。

 

0が症状がない状態、100が我慢できな程つらい状態とします。

 

そして平均80の症状があるとします。
もしこれが、平均50まで減ったらどうでしょう。
継続して50以下の状態を保てるというわけです。

 

これは完全に症状が消えたわけではありませんが、改善傾向にあると言えますよね。
その場で症状が消えたけど、3日で元に戻るより、治っている状態に近いですよね?

 

リウマチは根本改善する病気ではありません。
だから治療では継続して症状を抑えられている状態を作ることが目標になります。

 

そのために必要なことが「健康にいいことをすべておこなう」ということです。
リウマチに限らず、病気や体の痛みなど体の不調の原因は「体に負担をかけ続ける生活習慣」です。

 

ここで質問ですが、

  • あなたは規則正しい生活を送っていますか?
  • あなたは健康に良いものだけを食べたり飲んだりしていますか?
  • あなたは偏った体の使い方をしない生活を送れていますか?
  • あなたは精神的ストレスがかからない生活を送れていますか?
  • あなたは体のケアを定期的かつ高いレベルでできていますか?

 

もしすべての質問がYESなら、あなたは健康にいいことをすべておこなっていると言えます。
しかし1つでもNOがあるなら、あなたは体に負担をかける生活を送っています。

 

そしてNOが多いほど、病気になりやすくなり、体の痛みが出やすくなります
基本的にどんな病気や痛みでも、生活習慣自体が発症の原因であり、悪化の要因であるのです。

 

つまり体に負担をかけない生活を送ることができれば病気になるリスク、痛みが出るリスクを大幅に減らすことができるのです。
そしてどんな病気や痛みも、体に負担をかけない生活を送ることで改善させられる可能性があるのです。

 

そのための必要なことが「健康にいいことをすべておこなう」ということです。

 

そしてこれはリウマチであろうが、なかろうがとても効果が高い方法になります。
当たり前ですよね。
「健康にいいことをすべておこなう」んですから。

 

そしてここで断言します。
リウマチ治療は根気よくコツコツ継続することが最も重要です。
行き当たりばったりやその時の気分や気まぐれで治療をしても絶対に良くなりません。

 

最適な治療法を見つけるのは簡単ではありません

このように最適な治療法を見つけるためには、様々な状況が影響します。
だから、それを的確に見極めること、健康にいいことをすべておこなうことが必要になります。
簡単なことではないですよね。

 

しかし、薬だけに頼るといった偏った状況にはなりにくいというメリットがあります。
そのため治療に対する安心感は格段に向上するはずです。

 

たくさんのことを考えて実行していく必要はあります。
大変に感じるかもしれませんが、やっていけば案外慣れるものです。

 

いきなり上手くいく必要はありません。
むしろ最初はたくさん失敗するでしょう。
失敗を次に活かせばいい、ただそれだけです。

 

ここでもう一つ。
最適の治療法にたどり着いた人は、例外なくあきらめなかった人です。

有名漫画の名言でもありますよね。
スラムダンク 第69話「WISH」より引用

 

そういうことです。

 

体にいいことをすべておこなう

やっていただきたいことは、大きく分けて3つあります。

  • 体のバランスや使い方の改善
  • 生活習慣そのものの改善
  • 精神的ストレスへの対応

この3つです。

 

体自体が良い状態であるほど、関節痛が軽減する確率が上がるからです。

 

体のバランスや使い方の改善

これはどんな病気や痛みにも言えることですが、体のバランスが悪い人ほど病気になりやすく、痛みがあらわれやすい傾向にあります。

 

そして体のバランスが悪い人ほど、体が改善しにくいのです。
理由は体のバランスが悪い人ほど自律神経が乱れ、自然治癒力の働きが低下するからです。

 

体を改善させるのは基本的には自然治癒力です。
自然治癒力が高い状態であるほど免疫力や回復力が高まるのです。

 

体のバランスを整えるための方法は2つ

  • 整体を受ける
  • 日常生活での体の使い方を改善する

ということです。

 

体のバランスが悪い状態というのは、体が歪んでいる状態です。
そのためには体の歪みを整えることが重要になります。

 

そして体を整える方法としては体操などの方法もありますが、専門家の整体を受けることが最も確実で早いでしょう。
特に自律神経の働きを高めたいなら、頚椎(首の骨)、仙骨(骨盤の中心にある骨)、踵(かかと)を高い精度で整えることが重要になります。

 

そもそもなんで体は歪んでしまうのでしょうか。
それは日常生活でクセのある体の使い方をしているからです。

 

すごく当たり前の話ですが、日常生活の動作や姿勢をすべてをバランスよくおこなうことはできません。
必ず何かしらの偏りやクセが生じます。
それが蓄積して、その状態を脳が記憶して体の歪みが定着していくのです。

 

体を整体で整えても、生活での体の使い方が変わらなければ、すぐに歪みは戻ってしまいます。
つまり体の使い方自体も変えていく必要があります。

 

それが日常生活の体の使い方を改善するということです。

 

そのためには、まず日常生活のどの動作や姿勢があなたの体を歪ませているかを把握します。
その動作や姿勢を減らし、正しい動作や姿勢を増やすことで歪みが入りにくい体を作っていきます。

 

生活習慣そのものの改善

病気になったり、体が痛くなる原因には生活習慣も関係があります。

 

生活習慣は毎日の積み重ねなので、生活習慣が良い人ほど健康になりやすく、生活習慣が悪い人ほど不健康になっていきます。
そのことを頭では理解できても、感覚として自覚している人は多くありません。

 

だから生活習慣を乱してしまう人は多いのです。
そして気が付いた時には体が不調になっているというわけです。

 

生活習慣を改善させるための基本は

  • 規則正しい生活を送る
  • 食生活を改善する

この2つが重要になります。

 

規則正しい生活を送ることはものすごく重要です。
毎日一定のリズムで生活する方が自律神経が整いやすいからです。

 

自律神経は朝起きると活動するために交感神経が活発になり、夜が近づくにつれて休息するために副交感神経が活発になります。
規則正しい生活を送るだけでも自律神経は整いやすく、それだけでも免疫力や回復力が高まります。

 

次に食生活についてです。
体は体内に取り込んだ食品によって作られます。

 

すごく当たり前の話ですが健康に良くてバランスがとれた食事をする人の方が、健康に悪い食事をする人に比べるとはるかに健康な体になります

 

なかなか改善しない関節痛を抱えている人は、食生活も乱れている人が多いです。
気が付かないうちに関節痛を悪化させるものばかり摂取しているということです。
食生活の見直しは絶対にやった方がいいことの1つです。

 

精神的ストレスへの対応

同じような体の不調や痛みを感じている2人がいたとします。
1人はポジティブ思考で痛みもなんとかなるだろうと楽観的。
もう1人はネガティブ思考で痛みがずっと消えなかったらどうしようと悲観的。

 

この場合は明らかに楽観的な人の方が早く改善します。

 

なぜなら、体の痛みも病気も精神状態に大きな影響を受けてしまうからです。
精神状態が悪くなると自然治癒力が低下し、回復力や免疫力も低下してしまうのです。
だから病気は治りにくくなるし、痛みも改善しにくくなってしまうのです。

 

ネガティブ思考の人は本当に改善しにくいんですよ。
少し良くなっても、すぐに元に戻ってしまったり、なかなか改善の流れにならなかったりします。

 

このように精神状態は体の改善に対して大きな影響力があるわけです。
だからこそ精神的ストレスに対して何かしらの対応が必要になってきます。

 

どんなに良い治療を受けても、どんなに規則正しい生活をしても、精神的ストレスが強いと簡単に台無しになります
本気で改善させたいなら、精神的ストレスに対しての対応もしっかり考えていく必要があります。

 

 

いかがでしょうか。

  • 体のバランスや使い方の改善
  • 生活習慣そのものの改善
  • 精神的ストレスへの対応

この3つの健康に良いことをしっかりと実行していければ、これだけでも関節痛を軽減できる可能性があります。

 

もしあなたが「原因不明の関節痛」があり、本気で関節痛を改善させたいと思っているなら、まずはこれらのことを少しずつでもいいので、まずは実践してみることです。

 

いいとこどりを意識する

やらなきゃいけないことがたくさんあって大変だなと感じるでしょう。
まあでも慣れですね。

 

一気に頑張ろうとしないで、できることから少しずつやっていく。
そうすれば、だんだんできるようになってきます。

 

やる上で一番意識してほしいことは、いいとこ取りをするということ。
健康にいいことをすべておこなう、と言っても時間もやれることも限界があります。
すべて完璧にこなそうと思っても、それは無理な話です。

 

だからこそ、いいとこ取りです。

 

例えば、本気で健康にいいことをすべておこなおうとすると、

 

①週1~2回、整体で体を整える。そして通い続ける。
②整った状態を維持するために、生活のすべての動作や姿勢を意識し続ける。
③完璧に規則正しい生活を送る。
④完璧な食生活をする。
⑤精神的ストレスの対処を完璧におこなう。

 

こういうことが必要になるわけです。

 

でも普通に考えて、ここまでやるのは無理でしょう。
本当はここまでできると、かなり体は健康になります。
私には絶対無理です。

 

でもこれならどうでしょうか。

①週1回、整体で体を整える。調子が良くなってきたら徐々に間隔をあけていく。
②整った状態を維持するために、ときどき動作や姿勢を意識する。
③規則正しい生活を送るために、起きる時間と寝る時間だけは守る。
④基本的には健康に良い食生活をするけど、好きなものを食べてもいい時も作る。
⑤精神的ストレスの対処も少しずつおこなっていく。

 

これでも最初はハードルが高いかもしれませんが、本気で健康にいいことをすべておこなおうとするよりはかなりハードルは下がっていると思います。

 

これならいいとこ取りになっているので、実行する人の負担は軽減しているけど、効果は期待できるというわけです。

 

ここで挙げたのはあくまでも一例です。
いいとこ取りはうまく活用できれば、効率的で高い治療効果を得られる方法を見つけることできるでしょう。

 

ただ最初からいいとこ取りは難しいので、試行錯誤しながら取捨選択していくことが重要になります。

 

そしてもう一つのいいとこ取りの考え方です。
それが西洋医学と東洋医学のいいとこ取りをしようという考え方です。

医学には西洋医学と東洋医学があります。

 

西洋医学は薬物療法や手術により、悪い部分を取り除いて治す治療法です。
体の外側から悪い部分へ直接対処することができるため即効性があります。
近年、先進国の医療機関では西洋医学が主流となっています。

 

東洋医学は、体の内側から治療する、あるいは病気になる前に防ぐ治療法です。
イメージとしては体質改善と言えばわかりやすいでしょうか。
具体的な治療法としては、徒手療法、鍼や灸、あん摩、漢方薬などが挙げられます。

 

体が悪くなる人が抱える問題点としては、まずは症状が挙げられます。
そして良い状態を維持するためにどうするかということも挙げられます。

 

症状そのものを改善させて、改善した状態を維持していく必要があるのです。

 

症状を抑えるだけなら、薬だけでも十分可能だったりします。
現在リウマチの薬物療法はかなり進歩しているので、薬物療法だけでも寛解に至っているケースもあります。
そういう人は薬を続けなくても、良い状態を維持できていたりします。

 

ただ、中には薬物療法だけではコントロールしきれない人もいます。
そういう人は薬を飲み続ける必要があること、同じ薬を飲んでいるうちに効きにくくなってしまいます。

 

つまりこのような人は薬だけでは、症状は抑えられても、改善した状態を維持できなかったりするわけです。
維持のために必要なのが体質改善というわけです。

 

薬物療法は西洋医学。
体質改善は東洋医学。

 

維持は難しいかもしれないけど、早めに症状を抑えられる可能性が高いのが西洋医学。
症状の改善には少し時間を要するけど、体質改善ができて、改善後に維持できる体を作れるのが東洋医学。

 

西洋医学と東洋医学を上手く使うことで、薬で早く症状を抑えて、同時に体質改善を進めていけば、良い状態を維持できる体を作ることができるというわけです。

 

まとめ

リウマチはとても難しい病気です。

 

人によって症状のでかたも違いますし、薬の選択肢も非常に多い。
だからあなたに合う薬を見つけるために試行錯誤が必要になります。

 

薬がリウマチ治療のすべてであるという捉え方をしていると、なかなか効果を実感できない時に疑心暗鬼になったりして、とてもつらい思いをします。

 

リウマチ治療は薬物療法だけではなく、体にいいことをすべておこなうのが重要であり、そのためにはこの3つをやってほしいと考えます。

  • 体のバランスや使い方の改善
  • 生活習慣そのものの改善
  • 精神的ストレスへの対応

 

体にいいことをすべておこなうためには、完璧を求めるのではなくいいとこ取りを意識することが重要です。

 

西洋医学も東洋医学もいいとこ取りすることで、薬で早く症状を抑えて、同時に体質改善を進めていけば、良い状態を維持できる体を作ることができるというわけです。

 

あなたにとって最適な治療法はこのような形で見つけてくださいね!

 

 

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