【リウマチの薬物療法】薬のことで悩んでいる方はぜひ読んでください

こんにちは、いなざわです。

 

リウマチの治療をしてる患者さんの悩みの1つに「薬のこと」があるようですね…。

 

  • 「本当にこの薬を飲み続けていいのか。」
  • 「いくつか病院に行ってみたが、先生によって考え方や処方される薬が違っていて、何が正しいかわからない。」
  • 「薬をやめた方が調子がいいような気がする…」

など様々な悩みがあるようです。

 

なかなか症状が良くならない。

日によって症状の波がある。

みたいな事が続くと「本当にこのままでいいのかな…」なんて思ってしまっても仕方がありません。

 

そんな薬物療法について考えてみたいと思います。

 

今回の内容は「【リウマチの薬物療法】薬のことで悩んでいる方はぜひ読んでください」です。

 

関節リウマチとはどんな病気?

薬物療法のお話をする前に、まずは関節リウマチがどんな病気かを知る必要があるでしょう。

 

関節リウマチとは

リウマチとは「関節に炎症を起こして破壊してしまう女性に多い原因不明の病気」です。

 

関節の炎症によって痛み、発赤、発熱、腫れが見られ、やがて関節が破壊されて、関節自体がうまく機能しなくなっていきます。

関節炎が起きやすい部分は肘、手首、手の指の第2・第3関節、膝、足首、足の指の付け根の関節です。

女性が圧倒的に多く、8~9割が女性です。

30歳代から増えはじめ、40歳代が発症のピークです。

 

発症初期はあまりハッキリと症状が出ないことが多いようです。

比較的早い時期に感じる自覚症状としては微熱が続く、体がだるい、顔色が悪い、体重が減った、気分がすぐれない、汗をかきやすい、イライラする、手足がしびれるなどです。

これらは自律神経失調症のような症状でもあります

また発症初期は検査をしてもリウマチ反応が出ないことも多く、風邪や自律神経失調症と診断されることもあります。

 

時間の経過とともに、手足の小さな関節が炎症を起こしはじめます。

そして朝起きた時に関節のこわばりや痛みを感じます。

 

やがてこわばりや痛みを感じる関節が肩や肘、膝など大きな関節に広がっていっていきます。

そのまま放っておくと関節の炎症が強くなって、やがて関節は破壊されて変形を引き起こします。

そうなってしまうと関節が自然に元通りになることはなく、変形した関節を抱えた状態での生活を強いられてしまうのです。

 

昔はリウマチは関節の病気であるという認識でした。

しかし最近ではリウマチは関節だけではなく、全身病という認識となっています。

 

リウマチは関節の慢性的な炎症によって、数多くの炎症物質が作られます。

この物質が色々な臓器や血管に攻撃をしてしまうのです。

骨粗鬆症、動脈硬化、アミロイドーシスなどを引き起こします。

アミロイドーシスとはアミロイドという異常なたんぱく質が様々な臓器に蓄積し、臓器の機能を悪化させる病気です。

他には肺や目などの病気にもなることがあります。

 

さらには作られた炎症物質によって、血管そのものにも炎症が起きます。

そのため血流が悪くなって組織障害や壊死も起こります。

特にリウマチ患者さんが多い訴えは、手足のしびれや浮腫み、指先が青白くなるレイノー症状などです。

レイノー症状とは発作的に手足の血流が悪くなって、皮膚の色が蒼白または紫色(チアノーゼ)になり、痛み、冷感、しびれ感を自覚し、次いで血液の流れが回復すると、逆に充血し赤くなる症状をいいます。

 

リウマチは原因不明の病気

関節リウマチがなぜ起こるのか、はっきりした原因はわかっていません。

明らかになっていることはこの病気のベースは免疫の異常がかかわっているということです。

 

免疫とは体内に異物(抗原)が侵入したとき、これを攻撃する武器(抗体)を作って異物を攻撃し、体外に排出する防御システムをいいます。

このシステムがうまく作動して異物(抗原)が無くなれば、攻撃する武器(抗体)も消えます。

ところが、抗原が消えてもいつまでも消えない抗体や、本来攻撃対象ではない自分の体に攻撃を仕掛ける抗体ができてしまうことがあります。

これを自己免疫疾患といいますが、関節リウマチもその疾患の1つです。

 

リウマチに限らず、自己免疫疾患は総じて女性のほうが罹る確率は高くなっています。

女性の方が出産に備えて高度な免疫システムを持っていること、自己免疫作用を高める女性ホルモンなどが影響していると考えられます。

 

治療の目標(寛解の基準)

関節リウマチは治らない病気と言われています。

だから関節リウマチでは治癒という言葉は使いません。

 

関節リウマチの症状が改善した状態を「寛解」といいます。

寛解とは病気が進行せず、症状が沈静化している状態を言います。

 

治療の目標は「寛解させて、その状態を維持していくこと」になるわけです。

 

つまりリウマチとは一生付き合っていく必要があります。

治療では「リウマチとどのように付き合っていくか」がテーマになるわけです。

 

一生付き合っていくうえでものすごく重要なことがあります。

 

それは感情が揺さぶられないということです。

人間の行動は感情によって引き起こされます。

 

すごく当たり前の話ですが、薬は継続して服用することで効果を発揮します。

1回だけ服用して、終わってしまったらまったく意味がないのです。

そのためにはしっかりとした方向性のもとに服用し続ける必要があるのです。

気まぐれや勝手な自己判断で服用しなかったりするぐらいなら、最初から服用しない方がよかったりもします。

 

リウマチ治療は継続が必要なので、いちいち感情に左右されて、やったりやらなかったりでは絶対に改善しません。

 

だからリウマチ治療では病状に一喜一憂しないで、正面からじっくりと治療に取り組む姿勢と心構えが重要になります。

 

そして早期発見・早期治療が極めて重要になります。

なぜなら発症初期が最も関節破壊が進むと言われているからです。

 

破壊された関節は二度と元に戻りません。

すごく当たり前の話ですが、破壊された関節が多いほど、生活での動作や姿勢は困難になります。

おそらくあなたがイメージしているより何倍、何十倍も生活がしにくくなります。

 

リウマチだと診断されたら、迷っている暇はありません。

しっかりとリウマチと向き合って継続して治療をおこなうことが重要です。

 

どんな治療法があるのか

リウマチ治療の柱は4つあります。

  • 薬物療法
  • 手術療法
  • リハビリテーション療法
  • 基礎療法

 

リウマチは根本改善が困難な病気のため、一生付き合っていくというスタンスが重要になります。

考え方としては、治療をしながら快適に生活するにはどうすればいいのかということにフォーカスするといいでしょう。

 

快適な生活を妨げる問題点としては

  • 痛み
  • 関節変形や筋肉の衰えによる生活動作の質の低下
  • 合併症
  • 薬物の副作用

などが挙げられます。

 

これらの問題を解決するために4つの治療を実施していきます。

 

薬物療法

痛みを取るために消炎・鎮痛薬、病気の進行を抑えるために抗リウマチ薬を使用する。

 

手術療法

炎症の阻止と失われた関節機能を改善させる。

 

リハビリテーション療法

関節を動かして可動範囲が狭くならないようにする。筋力の衰えを防ぐ。

 

基礎療法

治療を効果的にするための生活と心の持ち方。

病気に対する正しい理解、安静と運動のバランス、保温と冷却のバランス、ストレスを感じない環境、合併症に負けない食事

 

中心は薬物療法

この4つの治療法で中心になるのは薬物療法になります。

薬物療法だけで良い状態まで持っていて維持できる可能性はおそらく50%くらいです。

しかし昔に比べればリウマチ治療の進歩は凄まじく、薬物療法だけでも生活を快適に送れる人は増えてきています。

 

それでも薬物療法だけではコントロールしきれない人もいることも事実です。

そのため手術療法、リハビリテーション療法、基礎療法を状況に応じて実施して、総合的に改善を目指すことが重要になります。

 

薬物療法について

薬物療法の進化

関節リウマチの薬物療法は、以前は痛み止めやステロイドで一時的に症状を和らげることしかできませんでした。

しかし、新しい薬の登場で、ここ十数年間で大きく進歩しました。

これにより多くのリウマチ患者さんが病気の進行を抑え「寛解」を目指せるようになりました。

 

東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センターによる関節リウマチの大規模患者調査、IORRA調査によると、2000年の時点で寛解を達成していた患者はわずか8%でした。

しかし、2016年になると52%の患者が寛解を達成しているとのことです。

この劇的な治療成績向上の背景にあるのが、1999年に日本でも発売開始となった抗リウマチ薬のメトトレキサートと2003年から続々と登場している生物学的製剤です。

 

リウマチにおける薬の役割

リウマチは自己免疫疾患と呼ばれ、免疫の異常で本来攻撃してはいけない部分を誤って攻撃してしまう病気です。

そのため関節に炎症を起こして破壊してしまうのです。

破壊された関節は元に戻ることはありません。

関節が破壊されれば当然体は動かしにくくなり、生活にものすごく支障が出ます。

 

炎症を起こす病気なので痛みも伴います。

体の至るところが痛くなって、それだけでも大きなストレスになります。

 

炎症は関節だけではなく、いろいろな臓器や血管も傷めてしまいます。

そのため骨粗鬆症、動脈硬化、アミロイドーシス、肺や目の病気、血流の悪化による組織障害や壊死などが起こります。

 

そのためリウマチの薬物療法では

  • 痛みを引き起こす炎症を抑えること
  • 自己免疫を抑えること

この2つが柱になります。

 

リウマチで使う薬は

  • 炎症に対して働きかける抗炎症薬
  • 免疫に働きかける抗リウマチ薬

に分けられます。

 

薬の種類はたくさんあり、その方の体の状態に合わせて薬の種類を組み合わせて使っていきます。

効き目が強いほど副作用のリスクも高まるため、お医者さんは副作用の状況などをチェックしながら、薬剤の組み合わせや量を調整します。

 

だから何かわからないことがあったら、すぐにお医者さんに相談することが鉄則です。

自己判断で勝手に服用をやめたり、量を変えたりするのは絶対にするべきではありません。

 

抗炎症薬

なぜ炎症が痛みとなるのか

骨には痛みを感じる神経はありません。

でも関節は痛みを感じます。

じつは関節内部に痛みを感じる受容体が数多くあるのです。

炎症によって作られた物質が痛み受容体を刺激して、その情報が脳に伝わって痛みを感じます。

 

一時的な痛みは基本的に大きな問題になりにくいのですが、関節リウマチのように頻繁に長期間、痛みを感じ続けると、その痛み専用の神経回路ができてしまうといわれています。

一度その神経回路ができると、少しの刺激でも痛みを強く感じてしまうのです。

 

しかも一度できてしまった神経回路は断ち切るのが難しいのです。

そのため痛みに対しては速やかに対処することが求められます。

 

 

抗炎症薬には

  • 非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAID)
  • ステロイド薬

があります。

 

非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAID)

炎症が起こると、体内で痛みをとして脳に伝える物質が作られます。

非ステロイド系消炎鎮痛薬はその物質が作られる過程でその働きを阻害して炎症を抑えています

 

即効性があり、服用から1~2時間後には痛みが軽くなります。

 

副作用として胃潰瘍など胃腸障害が起きやすいので、胃腸薬と併用したりします。

別の副作用として浮腫(むくみ)があります。

筋肉の少ない女性や腎機能が弱い人、高齢者に多く見られます。

高齢者では腎機能異常が起こることもあります。

 

ステロイド薬

副腎皮質ホルモンとも呼ばれ、炎症を抑える効果が大きい薬です。

この薬を服用すると劇的に炎症や痛みが治まります。

 

関節リウマチは朝から午前中にかけて痛みやこわばりを感じやすいのですが、体内の副腎皮質ホルモンが午前4時頃が最も分泌量が少ないことが関係しています。

日中になるにかけて分泌量が増えて痛みが軽くなるのです。

 

ステロイド薬は効果が大きいほど副作用が大きい薬の典型です。

そのため全身症状を起こしていたり、血管に炎症が起きているときなどに限り処方されていました。

 

しかし最近では全身症状でなくても、炎症が活発な時期には、抗リウマチ薬と併用して使われるようになっています。

また、抗リウマチ薬と比べて即効性があり、抗リウマチ薬の効果があらわれるまでのつなぎとして使用されることもあります。

 

副作用には、動脈硬化など循環器系の障害、目の障害、胃や十二指腸の潰瘍、糖尿病の誘発、筋肉の萎縮、骨粗しょう症、感染症などがあります。

その他に、顔が満月のように腫れるムーンフェイス、浮腫、赤ら顔、肥満、だるさ、多汗、不眠、生理不順、血圧上昇などがあります。

これらの副作用は、服用を中止すれば症状は無くなります

 

いずれにしても、様々な副作用があるので、お医者さんの指示は必ず守るようにしましょう。

 

抗リウマチ薬

抗リウマチ薬は炎症を起こすきっかけとなる免疫に直接働きかける薬です。

 

働き方によって

  • 代謝拮抗薬(免疫調整薬・免疫抑制薬)
  • SH基剤
  • サルファ剤
  • 金製剤

などがあります。

 

これらの薬は「強い、弱い」ということはなく人によって「効く、効かない」があるものになります。

また長期間服用していると、その薬に慣れてしまい、効きが鈍くなる場合もあります。

 

抗リウマチ薬は効果が出るのも比較的ゆっくりで、2~3か月かかります。

副作用が出るのも比較的ゆっくりで、使用開始から半年から1年くらいで出ることもあります。

 

代謝拮抗薬免疫調整薬・免疫抑制薬)

代謝とは、細胞が増殖する際に、必要な物質を作り出すことです。

そしてこれらに必要な物質の産生を抑制すれば、細胞は増殖できないことになります。

この理論を応用した薬です。

 

リウマチは自己免疫疾患なので、免疫が活発に働くほど病気が進行します。

だから免疫を抑制して病気を抑えようという考え方です。

 

免疫システムで重要な役割を果たす白血球やリンパ球に作用して、免疫を抑制します。

 

ここで厄介なのが、リウマチの症状は抑えられても、体にとって必要な免疫までも抑えてしまうことです。

そのため感染症にかかりやすくなってしまいます。

また造血障害が起こることもあります。

 

抗リウマチ薬の中では比較的速く効いて関節破壊を遅らせる効果があるとされているメトトレキサート(リウマトレックス)がよく使われます。

 

日本で開発され、臓器移植の拒否反応を抑える免疫抑制薬として使われていたタクロリムス(プログラフ)という薬が、関節リウマチの治療薬として2005年4月に承認されました。

 

リウマトレックスなどで効果がなかったり、副作用があって使えない場合に処方されます。

 

SH基剤

SH基剤は血液中のリウマトイド因子を分解し、リウマチ反応を下げるように働きます。

そのため炎症が抑えられます。

 

副作用としては、かゆみやタンパク尿が出ることがあります。

日本で開発されたブシラミンという薬が比較的よく使われます。

 

サルファ剤

サルファ剤は、免疫細胞(T細胞やB細胞、マクロファージなど)が活性化するのを抑え、炎症物質(プロスタグランジンなど)が放出されるのを阻止します。

副作用は胃腸障害のほか、タンパク尿、発疹などがあります。

サラゾスルファピリジン(アザルフィン)は、古くから抗リウマチ効果があるとされており、広く使われています。

 

金製剤

金製剤に含まれる金は純粋な金ではなく、有機化合物となったものです。

金製剤はライソゾームという酵素の放出を阻害し、関節炎を抑えます。

金は白血球中に取り込まれる性質があり、取り込まれた金はライソゾームの放出を妨げるのです。

また、免疫細胞が抗体をつくるのを阻止し、滑膜の増殖を抑える働きもあります。

 

副作用としては、かゆみやタンパク尿、肝障害が出る場合があります。

 

生物学的製剤

生物学的製剤は最先端のバイオテクノロジー技術によって生み出された医薬品です。

 

関節リウマチに対しては2003年から国内での使用が開始されました。

これまでの抗リウマチ薬に比べて薬剤費が高価ですが、有効性にかなりの期待ができます。

特に関節破壊抑制効果に優れていることが知られています。

 

リウマトレックスを中心とする治療で充分にコントロールができない場合、なるべく早期に生物学的製剤を導入して関節破壊を防ぐという治療指針が国際的にも広く受け入れられています。

 

関節の中で炎症を起こした細胞はサイトカインという細胞間伝達物質を出し、その物質が他の細胞に炎症を起こし、さらに隣の細胞に…、という具合で炎症は広がっていきます。

リウマチの炎症を引き起こしている主なサイトカインにはTNFa(腫瘍壊死因子)インターロイキン6(IL-6)などがあります。

 

現在、生物学的製剤は大きく分けて

  • 「TNFα阻害薬」
  • 「IL-6阻害薬」
  • 「T細胞阻害薬」

この3つに分類されます。

 

TNFα阻害薬

TNFα阻害薬は、TNFαの作用を抑えることで炎症反応を強力に抑え、症状を改善させます。

 

  • レミケード(インフリキシマブ)
  • エンブレル(エタネルセプト)
  • ヒュミラ(アダリムマブ)
  • シンポニー(ゴリムマブ)
  • シムジア(セルトリズマブ)

この5種類の薬があります。

 

IL-6阻害薬

IL-6は「IL-6受容体」というものに結合することで炎症を起こし、関節を破壊していきます。

IL-6阻害薬は、IL-6受容体を阻害することで炎症反応を抑えます

 

  • アクテムラ(トシリズマブ)

という薬があります。

 

T細胞阻害薬

上記のTNFα、IL6などの炎症性サイトカインは「T細胞」が指令を出すことで産生されます。

関節リウマチでは免疫の異常によりT細胞が活性化されている状態にあるといえます。

T細胞阻害薬は、T細胞のの活性化を抑制し、炎症性サイトカインの産生を抑えることで、関節リウマチの症状を改善します。

 

  • オレンシア(アバタセプト)

という薬があります。

 

薬の自己調整について

薬の自己調整については必ず相談しましょう

薬は決まった用法、容量ではじめて正しい効果があらわれます。

正しい薬の知識を持ち合わせていないのにもかかわらず、自己判断で調整する人がいますが、それは本当にダメなことです。

 

副作用が怖いからといって、勝手に服用をやめると、急激にリウマチが悪化することがあります。

 

ステロイド薬は副作用があるから飲まない方がいいという話はよく聞きますが、リウマチや膠原病の治療では、大変重要な薬になります。

特にリウマチでは少量しか使わないので重大な副作用はそれほどありません。

 

もし、患者さんが副作用が怖いからといって黙って薬を飲まなかったり、減らしたりしたらどうなるでしょう。

 

効果が不十分の可能性が高くなりますよね。

 

するとお医者さんは考えます。

  • 「もっと強い薬の方がいいかな。」
  • 「薬の量を増やした方がいいかな。」

などなど

 

この時点で自己調整していたことをお話すれば大きな問題にはなりませんが、黙っていれば正確な治療効果の判定ができず、けっきょく双方にとって不利益しか生まれません

 

もし自己調整したいと考えた時はお医者さんに相談しましょう。

自己調整が可能な薬なら、医師はOKを出すはずです。

また、避けたほうがよい場合はその理由を説明してくれるでしょう。

 

 

目の前の一時的な症状に振りまわされないで、長期的な視点を持つ

「薬をやめた方が調子がいいような気がする…」

こういった理由で薬をやめようとする人がいますが、絶対にお医者さんに相談してください。

 

薬を服用することで、副作用による何かしらの症状が出ることはあります。

しかし薬は長期的に見て快適な生活が送れるようになるために服用しているのです。

 

薬を飲まなければ、副作用等による症状が多少楽になるかもしれませんが、それによってリウマチが進行して関節破壊が起こってしまっては元も子もありません。

 

今の生活のために目の前の症状のことが気になることも理解はできます。

しかしお医者さんはあなたの未来のために薬を処方しています

それをあなたの自己判断だけでやめていいことではありません。

 

もし気になったり、納得がいかないことがあるなら、必ずお医者さんと話し合いましょう。

もしそのような場面で、話し合いに応じようとしないお医者さんなら、そのお医者さんはあなたにとって好ましくないお医者さんです

主治医を変更するという選択も視野に入れるべきです。

 

いずれにしてもあなたの体を守るためには、医療従事者と正しい関係を築くことが求められます。

シビアな言い方をすれば、お医者さん選びもあなたの責任になるのです。

 

ぜひ長期的な視点をもって、あなたにとってベストな未来に行ける選択をしてください。

 

副作用が出た時の対応について

高い熱が出る、息苦しいなど、重い副作用が出ている可能性がある時は、速やかに主治医の先生に連絡・相談してください

 

絶対に次の受診や診察日まで待たずにすぐに連絡してください。

 

軽い吐き気やかゆみや発疹などで薬を休んだ時は受診時に必ずそのことを伝えてください。

副作用が疑われる場合に一時的に薬を休むことはOKです。

 

実際に症状がその薬の副作用だった場合は次のような対応になります。

薬がよく効いてる場合は、その薬を減らしたり、副作用防止の薬を使用して再開したりします。

効果が不十分だったり、副作用が強ければ、他の薬に変更することが多いようです。

 

最も大事なのはお医者さんとの意思疎通です。

あなた自身の希望や疑問があればお医者さんに伝え、納得したうえで治療を受けてください。

何かしらの理由で薬を休んだ場合も次回受診時には必ずお医者さんに伝えてください。

 

薬物療法以外にやった方がいいこと

ここまで薬物療法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。

 

ここからは薬物療法以外に、何をするべきか、少しだけお伝えします。

 

やっていただきたいことは、大きく分けて3つあります。

  • 体のバランスや使い方の改善
  • 生活習慣そのものの改善
  • 精神的ストレスへの対応

この3つです。

 

この3つをやっていただきたい理由は体自体が良い状態であるほど、少ない薬の量でも効果が出やすくなるからです。

やはり体の土台自体が悪い状態だと、薬の効きも悪くなります。

すると薬を増やさなきゃいけない可能性があったり、適切な薬を見つけることができなくなる可能性があるからです。

 

 

体のバランスや使い方の改善

これはどんな病気や痛みにも言えることなんですが、体のバランスが悪い人ほど病気になりやすく、痛みがあらわれやすい傾向にあります。

そして体のバランスが悪い人ほど、体が改善しにくいのです。

なぜかというと、体のバランスが悪い人ほど自律神経が乱れ、自然治癒力の働きが低下するからです。

 

体を改善させるのは基本的には自然治癒力です。

自然治癒力が高い状態であるほど免疫力や回復力が高まるのです。

 

体のバランスを整えるための方法は2つ

  • 整体を受ける
  • 日常生活での体の使い方を改善する

ということです。

 

体のバランスが悪い状態というのは、体が歪んでいる状態です。

そのためには体の歪みを整えることが重要になります。

 

そして体を整える方法としては体操などの方法もありますが、専門家の整体を受けることが最も確実で早いでしょう。

特に自律神経の働きを高めたいなら、頚椎(首の骨)、仙骨(骨盤の中心にある骨)、踵(かかと)を高い精度で整えることが重要になります。

 

そもそもなんで体は歪んでしまうのでしょうか。

それは日常生活でクセのある体の使い方をしているからです。

 

すごく当たり前の話ですが、日常生活の動作や姿勢をすべてをバランスよくおこなうことはできません。

必ず何かしらの偏りやクセが生じます。

それが蓄積して、その状態を脳が記憶して体の歪みが定着していくのです。

 

体を整体で整えたとしても、生活での体の使い方が変わらなければ、すぐに歪みは戻ってしまいます。

つまり体の使い方自体も変えていく必要があります。

それが日常生活の体の使い方を改善するということです。

 

そのためには、まず日常生活のどのような動作や姿勢があなたの体を歪ませているかを把握します。

その動作や姿勢を減らし、正しい動作や姿勢を増やすことで歪みが入りにくい体を作っていきます。

 

生活習慣そのものの改善

病気になったり、体が痛くなる原因には生活習慣も関係があります。

 

生活習慣とは毎日の積み重ねなので、生活習慣が良い人ほど健康になりやすく、生活習慣が悪い人ほど不健康になっていきます。

このことを頭では理解できても、感覚として自覚している人は多くありません。

だからついつい生活習慣を乱してしまう人は多いのです。

 

そして気が付いた時には体が不調になっているというわけです。

 

生活習慣を改善させるための基本は

  • 規則正しい生活を送る
  • 食生活を改善する

この2つが重要になります。

 

規則正しい生活を送ることはものすごく重要です。

体は毎日一定のリズムで生活できる方が自律神経が整いやすいからです。

自律神経は朝起きると活動するために交感神経が活発になり、夜が近づくにつれて休息するために副交感神経が活発になります。

規則正しい生活を送るだけでも自律神経は整いやすくなり、それだけでも免疫力や回復力が高まります。

 

次に食生活についてです。

体は体内に取り込んだ食品によって作られます。

すごく当たり前の話ですが健康に良くてバランスがとれた食事をする人の方が、健康に悪い食事をする人に比べるとはるかに健康な体になります

リウマチのような病気の人は、食生活も乱れている人が多く、リウマチの症状を悪化させるものばかり摂取しているということも少なくありません。

食生活の見直しは絶対にやった方がいいことの1つになります。

 

精神的ストレスへの対応

同じような体の不調や痛みを感じていている2人がいたとします。

1人はポジティブ思考で痛みもなんとかなるだろうと楽観的。

もう1人はネガティブ思考で痛みがずっと消えなかったらどうしようと悲観的。

 

この場合は明らかに楽観的な人の方が早く改善します。

 

なぜなら、体の痛みも病気も精神状態に大きな影響を受けてしまうからです。

精神状態が悪くなると自然治癒力が低下し、回復力や免疫力も低下してしまうのです。

だから病気は治りにくくなるし、痛みも改善しにくくなってしまうのです。

 

ネガティブ思考の人は本当に改善しにくいんですよ。

少し良くなっても、すぐに元に戻ってしまったり、なかなか改善の流れにならなかったりします。

 

このように精神状態は体の改善に対して大きな影響力があるわけです。

だからこそ精神的ストレスに対して何かしらの対応が必要になってきます。

 

どんなに良い治療を受けたとしても、どんなに規則正しい生活をしたとしても精神的ストレスが強いと簡単に台無しになってしまいます

 

本気で改善させたいなら、精神的ストレスに対しての対応もしっかり考えていく必要があります。

 

 

いかがでしょうか。

 

  • 体のバランスや使い方の改善
  • 生活習慣そのものの改善
  • 精神的ストレスへの対応

この3つの健康に良いことをしっかりと実行していければ、これだけでもリウマチの症状を軽減できる可能性があります。

 

そして薬物療法の効果も最大限に引き出せる可能性も出てきます。

 

ただそのためには、しっかりと高いレベルで実行すること継続して実行することが求められます。

 

もしあなたが「リウマチの疑い」があり、少しでも早く治療に取り組みたいと思っているなら、まずはこれらのことを少しずつでもいいので、まずは実践してみることです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

リウマチの薬物療法について、理解していただけたでしょうか。

 

リウマチでは長期的に薬を飲み続ける必要があります。

 

だから

  • 副作用のことであったり
  • 体に薬が合っているのか不安になったり
  • 先生の言っていることは正しいのかと心配になったり

などなど、悩みがたくさん出てきてもおかしくありません。

 

ただ素人であるあなたが自己判断で勝手に薬をやめたりするのは正しいことではありません。

 

大事なことはお医者さんとしっかり意思疎通をして、あなた自身に合った方法を一緒に見つけることです。

 

治療を続けていると、なかなか体感できる効果があらわれなかったり、好不調の波が出てきたりすることは必ずあります。

 

しかし治療が間違っているとは限らないのです。

効果が出るまで時間がかかる場合もありますし、好不調の波も薬だけが原因ではないからです。

 

リウマチ治療で大切なことに「根気強くコツコツ継続すること」が挙げられます。

一時の感情に流されて、継続的に治療ができなければ、絶対に改善はしないからです。

 

いい機会なので、一度あなたの薬物療法に対する考え方を見直してみてくださいね!

 

 

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